2013年5月5日日曜日

魅力的な地方の人とは?



宮崎から東京にわざわざ出張!大変ですね・・といっていただいて、ありがたいのですが、

若干、「物珍しい人ねえ・・」というリアクションをいただきます。。

出張は派手に見えますが、むしろ飛行機などでかっちょよく移動して、自己満足しているケースがおおい自分に気がつく。。

これだけ、メールや電話会議でなんとかなる世の中ですから、むしろ、会いに行かなきゃいけないのは、仕事の効率化ができていないとも!?

それでは、なぜ遠くても会いに行くのか?

それは、データや情報では伝えられないものを、遠くのその人に伝えに行くためだと思います。

例えば、それは、”想い”だったり、”気持ち”だったり、”意思”だったり。

となると、”想い”とか”意思”を、その場所(宮崎とかの地方)で持っていなかったら、遠くの人にも、心からは伝わらないのだと思うのです。また、その人から、宮崎からわざわざ来てもらって、話しをききたい!と思われないと思います。

ところで、自分のように、都会でのじゃっかん厳しいサービスレベルを求められているにもかかわらず、宮崎に来ていると、果たして、都会の人達に、これからも会いたいと思ってもらえるのかなあ?という疑問をもつことがあります。

仕事が、第一次産業などであれば、地方の魅力を伝えられるため、都会が興味をもつような魅力がたくさんあると思います。

ですが、自分のように法律サービス業で、都会から中途半端に地方に来ていると、サービスの実力がだんだん落ちるだろうと見られている傾向もあります。つまり、会いたいと思われなくなるのかなと・・。

しかし、最近、考えが変わりました。

よく、宮崎で仕事をしていると、いわゆる、東京ブランド!?みたいな感じで、宮崎のお客さんに、東京で仕事をしていることを伝えることで、サービスレベルが高い!などと、勘違いしてくれることがあるように思います。東京で仕事をしていたからといって、サービスレベルが高いということは、当然無いわけで・・。

私などは、効率化しすぎている都会のやり方よりも、少し浪花節で、人との関係を大事にする地方の働き方のほうが、サービスレベルがどんどん高くなる気がしています。

都会風の残念なサービスレベルの決め方は、「他のレベルもこんなものだから、この程度でいいだろう。」という決め方のように思います。

本来あるべき姿は、

「このお客様はこう考えるから、専門家である僕らが提供できるサービスはこうあるべき。だから、こうやってみよう。」という決め方かもしれません。

残念ながら後者は、時間もコストもあわないことが多い。でも、他人との比較ではなく、自身の専門家としてのあるべき姿を追求するわけですから、実力が格段に上がるような気がします。

でも、なかなか、これができるのは難しい・・。

毎日、同じような仕事の中で、実力が高まるからやろう!という気持ちをもてるほど、余裕を持って仕事が出来るかなあ・・。

でも、その後者の考え方が出来れば、地球上のどこで働いていても、魅力的な仕事人になれるのでは!?都会からも憧れる存在?

特に、九州では他人との関係性を重要視する傾向が強いと思うので、自然と、この人のためにやってやろう!という気持ちになりやすい気がします。それによって、実力も向上する!?

九州は実力を上げるための最適な土地かも!?

(写真は、アトムそっくりの妹のウランちゃんです。事務所移転のお祝いにいただきました!毎日出勤しているので会いに来てくださいね!)