2016年8月14日日曜日

覚悟を決める経営者にエールを!

夏の青島の朝5時の朝日。この時期、この時間でサーファーがたくさんいますよ♪
個人発明家だった零細の社長さんが、ついに銀行から新商品販売の勝負のお金を借りました。僕もびっくりする額で。
お金を借りるなんて、そこまでしなくても。少しずつ商売を伸ばしていけばいいのに、みたいな、のんびりな考えしかできなかった自分。熱い製造業の社長さんと会ってきて、お金を借りる大切さを教わりました。
その新商品にどんなに理詰めをしても、売上予測の調査結果が良くても、覚悟を決めなくては、飛躍が得られない。専門家に聞くと、新商品が開発できて、あとは、資金調達という、清水の舞台から飛び降りるだけ、という瞬間は必ず来るけど、飛べない経営者がほとんどということ。
単に儲かりたいという想いが強くて、覚悟を決める人もいるけど、自分と会社の信用を、お金に替えて勝負に出れば、従業員や地域の笑顔を、自分なら作れるかも、とか、この新商品が供給されて喜ぶ顧客のためには、自分以外この世にはいない、とか、そんな想いが強い社長は、自然と覚悟している気がします、とのこと。格好イイですね。
他人事でなく、もし社長が自分だったら踏み切れるのか?
なんだかんだ言っても借金ですからね。でも、今は踏み切れなくても、やってみたいと思う自分も。まずは、挑戦するこの社長の応援からがんばろっと。
やっぱり、僕ら専門家は、先生と呼ばれても、外貨を稼いでいない(新たな価値を生み出して他県や他国からお金を直接的には稼いでいない)ので、こういう社長には頭が上がりません。こんな社長を応援する専門家の気持ちこそ、地方活性化の鍵かもしれません。まずは、自分から、そして、できることから。