2016年5月1日日曜日

今より優れたいというのは人間の基本的な欲求



何で、自分って、こんなに「成長」にこだわるのかな?

必ずしも成長できているわけではない(むしろ、ほとんどできてない・・)ですが、とにかく成長したいと思ってしまう・・。必ずしも、そのための努力が適切にできているわけでもないのですが、とにかく、自分自身が何か目的に向かって変化していないと、気が済まない・・・。

自分と同じように、成長にこだわる他人がいると、妙に盛り上がってしまって、お互い、成長したい話で盛り上がる・・。


「今より優れたいという気持ちは、人間の基本的な欲求」と、アドラーが言っています。

人は、無垢な赤ん坊で生まれてきて、大きな自然や社会を知れば、もっと自分が大きくなりたいと思うのは自然な考え方、ということです。これは、安心しました。僕だけが成長を求めているわけではなく、人間が根源的にもつ欲望のようです。

アドラーはもっと言います。

「しかし、あなたが思っているほど、誰もあなたに期待していません。

だから、無理に自分を大きく見せようとしなくてよい。

無理に大きく見せなくても、あなたは、そのままで大きな人間である。

他者と比べることなく、ただ、あなたが、前に一歩進めばよい」

自分って、自分に期待します。でも、これがいい意味での背伸びにもなると思いますが、変にこの無理に自分を大きく見せる・・・という点で、会社の組織や家族などに迷惑をかけてしまうこともありますね・・。気をつけねば・・。

さらに、

「優れた人は、他のすべての人を豊かにするという傾向を見せる人。他の人も利するような傾向を見せる人。」

これだ!これを目指したい!社長でも政治家でも、リーダーはこうあるべきです。

少しづつこれに向かって、努力せねばです。