2011年5月15日日曜日

すべてが公の場に

宮崎の近所のスーパーで売っていました。
“にんにく”ではありません。トマトです。
「よく、インターネットで自分の実名を公表できるよね?」

宮崎へ引っ越して、久しぶりに埼玉の自宅に帰った際に、姉から言われた一言です。

自分の身近な人で、実名をインターネットに公表している人は、まだあまりいないですよね。

僕は仕事がら、零細企業である自分の会社をアピールするのと、実際に会えない人に“小木智彦”である自分の近況を知ってもらいたいため、実名での公表をしています。

一度、公表したら、個人情報が、どんな人にも知られてしまいます。情報は公開したら、取り消すことができません。さらに、どんな悪い人が、自分のブログを読んでいるかわかりませんよね。その情報を利用して、変なメールを送ってきたり、ブログを潰すような嫌がらせをするかもしれません。

でも、なぜ、世の中の人は実名でブログをやったり、Facebookなどで実名での情報公開を行うのでしょうか?

自分のことを悪い人に知られて嫌がらせを受けるデメリットよりも、人と共有するメリットのほうが大きい、これが答えになっているように思います。

つまり、どんなに自分のことを誹謗中傷されても、その人達を相手にするのではなく、自分を支持してくれる人たちに、自分が大事だと思うメッセージを共有したい、という気持ちではないかと思います。

そもそも人は、知らせたがりなのだと思います。“いいな”と思ったら、自分の大好きな人に、その“いいな”を、自分の大事な人はもとより、不特定多数の人に、単純に知らせたいのだと思います。

逆に、“よくない“ということを、不特定多数と共有することは、どうでしょうか?

愚痴をいって、すっきりしたいときは、話を聞いてくれるありがたい友人一人に聞いてもらえればよいだけで、ブログ等の不特定多数の人と共有すべきことではありません。

でも、ストレスが溜まり過ぎだったり、そのありがたい友人すらいない場合は・・・、ネットで、“えいや”と、公表してしまい、人を中傷するコメントになったりすると思います。しかし、このようなコメントは、人が健康的であれば、あまり、一般的ではないように思います。といいますのも、多くの健康的な人が、一度、愚痴のようなコメントを仮にしてしまっても、あとで、ちょっと後悔して、次からは、前向きなコメントをするようにしよう・・と考えることも多々あるように思います。

人々が、このように行動すると、ブログやFacebook等の世界は、どういう世界になるのでしょうか?

私は、ポジティブな世界が築けるように思います。

人間は、一般に、健康な精神を持ち得ています。基本的には、美味しい料理を食べて、楽しい話を友人や仲間とすることに幸せを感じます。その時に話す話題は、相手が喜んだり、暖かい気持ちになるような話だと思います。この気持ちを人が持ち続けているのならば、ネットの世界は、明るく前向きな意見が集まるところになるように思います。

情報の発信手が得るメリットは計り知れません。例えば、僕は、このブログにより数多くの方と、絆を結び、確かめ合うことができました。

絆ができたら儲かりますか?

と言う人もいました。

もちろん、絆は、プライスレスです。

(写真は、近所(宮崎市)のスーパーで売っていたトマトなんです。しかも、売っていました。こんな元気でパワーが溢れているトマトを食べれば、誰でも前向きになれる!?)

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