
ATOM(写真のジャックラッセルテリア)の散歩の帰り道は、大変です。
散歩の行きは、余裕です。
これから始まる楽しいことで、頭がいっぱい。
今日は、どんなお友達に会えるかなー。
グランドに着くと、お友達に、こんにちは。
グランド中を一緒に走りまわったり、じゃれあったり。
今日も、楽しかったね、と、お友達に、さようならをして・・。
家路につくと・・。
まず、きっちり、おすわりをします。
つまり、全く歩きません。
帰りたくないー!という、強力なオーラが出て、お座りをして、固まる。。
強引に、リードを引っ張ると・・。
しかたなしに、後ろをついてくる・・。
しばらくすると、そっちじゃないでしょ、と言わんばかりに、僕の足首を噛む。。
痛い。。しかも、歩きにくい。
ATOM!
もう、お友達もグランドにいないんだから、もどっても遊べないんだからね。
仕方なく、ついてくるATOM。。
そう、なんです。
もう、グランドに戻っても、お友達がいないから、遊べないんです。
でも、グランドに戻りたい、ATOM。
ATOMは、おろか、人でもそうですよね。
例えば、面白いテレビ番組を見たあとに、次も面白いと思って、だらだら、引き続き見てしまう。もう、面白い番組は終わったのに。
もう、そのビジネスモデルでは、儲けられないのに、昔、儲けたモデルにしがみつく・・。そこには、もう、何もないのに。。
2009年では、特許庁の発表によりますと、国内の特許出願数が、この20年で最低の出願数になりました。私は、10年後には、今の出願数(約40万件)の半分になるぐらいが、正常化しているのではないかと思っています。
残念ながら、今の日本では、社会的に意義がある特許が、年間40万件も生めるほどの、豊かなアイデアと、明るい社会では、ないと思います。つまり、無駄な特許出願が、まだまだ、多いのではないかと思っています。
40万件も、良いアイデアが出る国であれば、特許に限らず、政治であっても、事業においても、いろいろな分野で、グローバルの舞台で、日本がもっと活躍しているように思います。
このような流れの中、日本の知財のビジネスは、いつまでも特許出願数のビジネスモデルを基板としたフレームワークで良いのでしょうか?
そこには、今では、何もないのでは、ないでしょうか。
(写真は、高幡不動の山紫陽花です。お寺の周りを山散策ができるみたいです。あと2週間ぐらいが見頃かと。)