2018年8月15日水曜日

弁理士に社会が求めること

初夏は近所のマンゴーが食べごろに・・

特許の仕事をしていて、当然、技術の書類なので科学技術のことを知らないと仕事ができないのですが、その技術に関する商売を知らないと、特許で決める権利範囲が決められないと思い、お客様の商売を知らなきゃと。

商標の仕事をしていて、当然、商売を知らないと仕事ができないのですが、そのネーミングやマークに関する背景となる文化を知らないと、深みのない商標権になり、妥当でない人に権利を付与してしまうので、地方の文化や歴史を知らなきゃと。

一方で、この仕事をしていて、当然、科学も文化も知っている顔で、「あ、その発明ってXXと同じですよね!」などと軽く言って、お客様と接していたら、誰も話をしてくれなくなります。当然、人間性も大事だなっと。

ゆっくり話しを聞いてくれて、科学技術、歴史文化に精通し、知的活動の権利範囲を明確に分けてくれる。
世間は弁理士に対して、そんな期待を持っていると思います。

私など本当に不勉強でお恥ずかしいかぎりですが、、
地方も都市もイノベーションの鍵は、知的財産を扱う我々の業界も握っています。

ライフワークとして精進しますよ!

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