2012年12月9日日曜日

草の根のアイデアを支援する試み


商品開発を、違う会社どうしでやることは可能なのか?という、挑戦的な試みで、みらい研究会の研究定例会を昨日、行いました。

自分のこだわりの商品を持参して、他人から自由に課題や新しいアイデアをもらう。
確かに、「それは自分のアイデアだ!」と、後で、アイデアの配分でもめることもあるかもしれません。しかし、九州の一地方で、リスクを取らず、まごまごしている間に、アジア諸国に抜かされてしまいます。また、このメンバーの基礎は既に半年近く、議論して、相談しあって、酒を飲んでいるメンバーです。信頼という絆で乗り越えられるのではと期待しながらのスタート。

中小企業を退職し、仲間と意欲的に起業する若者が、何年もかけて宮崎で発明品を売り出している先輩と、何時間も話をしている姿をみて、本当にうれしかったです。
と同時に、発明をして最初に訪ねてきた専門家である僕のところから、彼らが巣立っていくような気がして、嬉しい寂しさのようなものも感じました。自分は彼らのコーディネーターなのだと悟った瞬間でした。

最後に、宮崎の中小企業の社長さんの上海近郊の機械工場のビデオを見て、来年、できれば、中国工場ツアーを会でやりたいなと話しました。僕らの会のメンバーの商品もここで商談できるようになると面白いですね。

今年、「宮崎みらい創造研究会(旧:宮崎ものづくり研究会)」に、足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。私自身も、とても勉強になりましたし、とても楽しい会ができたと思っています。来年も、草の根だけど、楽しいものづくりを応援する会にしたいと思いますので、応援していただければと思います。

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