2010年3月16日火曜日

特許がもらえるアイデア















特許がもらえるアイデアって、なんでしょうか?

誰かが一生懸命、研究したり、温めたりして、産み出したアイデアであれば、いいような気がしますよね。

それでは、一生懸命って、客観的には、どう計るのでしょう?

それは、アイデアが新規なことなんです。
新規である発明アイデアは、客観的な創作性がある、といわれ、特許がとれます。

これが、特許に必要な、新規性、の要件なんです。

じゃあ、日本で知られていたら、新規でなくなるのか?
それとも、世界のどこかで知られていたら、新規でなくなるのか?

新規の範囲って、どこまでなのか?

世界のどこかで知られていたら、新規でなくなる、というのが、
一番、納得がいきやすいですよね。

それでは、火星で知られていたら??

実は、この新規の範囲は、国の政策で決められるのです。

中国では、最近まで、中国内で知られていなければ、新規性が担保できました。

つまり、外国で知られていても、中国で知られていなければ、特許が取れるのです。


えー特許権って、政策的に、生き死にするものなの?


そうなんです。

特許権って、国の政策とともに、生き死にするものなのです。

日本や先進国の多くは、世界公知が基準です。


宇宙世紀になれば、世界公知基準ではなく、宇宙公知基準になるかもしれませんね?

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